最近急に暑くなって、ヘッドホンよりスピーカーを使いがちなひよガジェです。
一口にスピーカーといっても、ピンからキリまであり、デスク上に置くスピーカーであれば、省スペースのものが望ましいです。

そんなに場所もとれないし内臓スピーカーで我慢してる…
という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事で紹介する、「Creative Inspire T10 R3」はそんな悩みを持つ方には、オススメの製品になっています。
自由に調節できる高音、低音域、クリアで聞き取りやすいボーカルで、T10シリーズは、約15年間見た目を変えず、販売され続けている製品でもあります。
そんなCreative Inspire T10 R3を購入から、1年半ほど使用して感じた、魅力や注意点、接続方法等レビューしていきます。
魅力 | 欠点 |
---|---|
・小さな音量で使える | ・自動電源OFF機能 |
・カジュアルな使用に最適 | ・スピーカー間ケーブルの長さ |
・綺麗で癖のない音質 | |
・音質の調整が可能 |
Creative Inspire T10 R3 外観

Creative Inspire T10 R3は専用ツィーターを搭載した2ウェイスピーカー。
スピーカー前面には、ボリューム調整つまみとTONEコントロールが実装されていて、適度な突起があり、つまみやすいデザイン。
スピーカーの高さは約19㎝。物に例えると、500mlペットボトル位の高さです。

右側スピーカー側面にはヘッドホンジャックとAUX IN端子。スピーカー側面は皮脂汚れがつきやすい質感です。
スピーカーの奥行は約14㎝で、物に例えると350mlの缶ジュース位のサイズです。

スピーカー背面には接続に必要な端子が実装されています。
接続方法
簡易的にではありますが、接続方法について記載させていただきます。
- 左の緑端子は、付属の緑色のAUXケーブルを挿して、音を出したい機器と接続(モニター等)
- 真ん中の端子は、ACアダプターと接続
- 右の端子は、もう片方のスピーカーから伸びてるケーブルを挿して接続

接続し終わったらボリュームを右に回して電源が付くか確認してね
電源がつくことが確認できたら、PCの場合はオーディオデバイス(音声出力)の確認をして、音出しをしてみてくださいね。

側面のAUX INにAUXケーブルを差し込むことで、スマホやタブレットの音をスピーカーから鳴らすことができます。
とはいえケーブル接続だと、取り回しに難があるため、スマホやタブレットの音声再生がメインの人は、取り回しのいいbluetoothスピーカーがオススメです。

底面には小さめな滑り止めが4か所。
筐体の大きさに対して小さいため、心もとなさがありますが、スピーカー本体に重量があるため、それなりに安定感があります。


右スピーカーは、内臓アンプを搭載している分、130gほど重くなっています。
低価格帯のスピーカーは軽量なことが多いですが、Creative Inspire T10 R3は左右合わせて1.9kgと、重量感を感じられます。

付属品は、接続に必要なAUXケーブル(1m)、ACアダプターの2点。
アダプターの横幅は3.5㎝ほどで、電源タップでは隣のアダプターに干渉してしまう場合があります。
購入前に、電源タップの空き具合を確認しておきましょう。

うちではNintendo Switchのアダプターと干渉してしまいました
横置きについて


モニター下に横置きしたいなー…
Creative Inspire T10 R3は、縦に長い筐体なので「横向きに設置したい」と思う方も多いと思います。
結論としては「問題なく使用できます」が、1つ注意点があります。
スピーカーは「耳の高さに合わせて」設置するのが基本なので、横向きに配置すると下から音が鳴って聴こえてしまいます。


どうしても横向きで使用したい、という方はスピーカーの角度を耳の高さに合わせるようにして使用することをオススメします。
使用時の注意点

購入後、TONEを調整せず使用すると、聴くに堪えない音を出してしまうため、注意が必要です。
音出しをする際には、上記の写真でつまんでいる「TONE」というつまみを、右に回していってください。
右に回すことで、高音域と低音域のバランスを調整できるため、音楽や動画を鑑賞して、「ちょうどいい」と感じる位置に調節してくださいね。

私は3時付近の位置で使用しています
スピーカー間のケーブルの長さ
スピーカー間のケーブルの長さは120㎝ほどです。
シングルモニターで使用している方には問題ありませんが、大きなモニターかつ、デュアルモニターを使用している方等は注意が必要なポイントです。

購入前に確認してみてね
Creative Inspire T10 R3 レビュー
小音量でも綺麗な音質
スピーカーによっては、小音量で聴くと、音の印象が変わってしまったり、低音が出ない等の不満がありますが、Creative Inspire T10 R3は、小音量でも高音から低音まで、綺麗に鳴らしてくれます。

夜は音量を絞って使いたいな…
という悩みを持つ方でも安心して使うことができます。
カジュアルな使用には最適
Creative Inspire T10 R3は、音楽、動画鑑賞やゲームを気軽に楽しみたい方に打ってつけの製品です。
高音は割れることがなく、ボーカルは埋もれず、クリアで聞き取りやすいです。低価格帯にはありがちな「低音が出ない」ということもなくバランスの良い音質です。

TONEコントロールで好みの音質に調整できる点もgood!
自動電源OFF機能には注意
Creative Inspire T10 R3には、無音を検知したのち、10分ほどで自動的に電源が落ちる、自動電源OFF機能が実装されています。
電源が切られている状態から、音声が出るまでに数秒無音の時間があるため、通知音を素早く受け取りたい方には、デメリットに感じるポイントです。
Creative Inspire T10 レビューまとめ
本記事では、「Creative Inspire T10 R3」についてレビューさせていただきました。
初期モデルが発売されてから、今年で15年目になるCreative Inspire T10シリーズですが、デザイン、音質ともにお値段以上で、まさに「納得のロングセラー」製品でした。
低価格ながら、内臓アンプが搭載されており、ACアダプターからの給電で力強い音を鳴らしてくれるので、音楽や映像、ゲームまで幅広く活躍してくれます。
場所を取らず、気軽にいい音でコンテンツを楽しみたい方にはオススメな製品です。
魅力 | 欠点 |
---|---|
・小さな音量で使える | ・自動電源OFF機能 |
・カジュアルな使用に最適 | ・スピーカー間ケーブルの長さ |
・綺麗で癖のない音質 | |
・音質の調整が可能 |
以上、ひよガジェでした。お読みいただき、ありがとうございました。
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